【スーパーの店員が解説】ドライ(グロサリー)部門の仕事内容は?きつい?

2025/08/24

スーパー 仕事内容

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スーパーのドライ部門の仕事内容を紹介!

スーパーのグロッサリー部門の仕事をする店員のイメージ画像

こんにちは、のわすけ(スーパー勤務10年以上)です。

スーパーのドライ部門のパート・アルバイトの求人を見ると

未経験でもできそうだけど、実際どうなのだろう?

と思う人も多いのではないでしょうか。

のわすけはバイト、パートの期間も含めて10年以上スーパーで勤務していますが、主にドライ部門で働いています。(チーフ経験あり)

そんなのわすけがスーパーのドライ部門の求人(パート・アルバイト)に関心を持っている人のために、ドライ部門の仕事内容について詳しく紹介していきます。

スーパーのドライ(グロッサリー)部門とは?

スーパーのドライ部門は肉、魚、青果といった生鮮食品を除いた常温で長期保存できる食品を扱う部門です。

お店によってドライではなくグロッサリー(グロサリー)、加工食品など、呼び方はいろいろあります。

例えば、調味料、パスタ、缶詰、レトルト食品などの加工食品、お菓子、飲料、米などがドライ部門になります。(日用雑貨を扱っているお店は日用雑貨もドライ部門に含まれるケースがあります)

他の部門よりも商品数が圧倒的に多く、お店の売り上げの中心となるのがドライ部門です。

ドライ部門は受け持つ売り場の範囲がすごく広い!

ドライ部門の主な仕事(パート・アルバイト)

ドライ部門でおこなわれる仕事はお店によって異なりますが、主にパート・アルバイトがおこなうことになるのは以下のような仕事です。

品出し

お店に配送されてきた荷物(商品)を売り場に並べる作業で、パート・アルバイトの作業のメイン作業になります。

商品が並ばないと商売になりませんからね。

商品整理(前出し)

お客さんが購入した後は売り場が結構乱れるので、前出し(商品を前列に揃えて並べる)をします。

前出しをするだけで売り場の見た目が全然違います。

賞味期限チェック・見切り


賞味期限をチェックして期限が近付いてきた商品を取り除き、値引きシールを貼って見切り品を売る場所へ移動させます。

保存期間長いものが多いですが、油断すると見落としてしまうこともあります。

発注

在庫が少なくなってきたり、欠品した商品を注文する作業です。

基本は少なくなった商品をとるだけですが、よく売れる商品は早めに(多めに)とるなどの調整も必要です。

在庫管理

品出しで売り場に入らなかった商品を在庫の棚で整理して保管したり、売り場で少なくなっている商品を在庫から補充したりする作業です。

在庫管理がきちんとできていないと他の作業の効率も悪くなります。

ドライ部門がうまく機能しているかは在庫管理の状況を見ればだいだいわかります。

棚替え

主に季節の変わり目などに陳列棚の商品の入れ替えをおこないます。

難しくはありませんがドライ部門は商品数が多いので結構大変です!

接客(商品案内)

品出しのパート・アルバイトの求人に関心がある人のなかには接客があるのか気になる人も少なくないと思いますが接客はあります。

しかし、商品の場所を聞かれるケースがほとんどです。

他部門の人は売り場にいないことが多いのでドライ部門以外の商品を聞かれることもあります。

パートとアルバイトで仕事は違う?

任される仕事はお店によって異なりますが、パートとアルバイトでは勤務時間の長さが違うため、任される仕事内容や仕事の量も異なるケースがあります。

アルバイトが任される仕事


勤務時間が短いアルバイトは品出しがメイン(品出しだけの場合も)で作業状況によって、商品整理や見切りなどをおこなうケースが多いです。

また、お店によっては菓子担当、飲料担当と範囲を限定して品出し、発注、在庫管理を任せられるケースもあります。

パートが任せられる仕事

勤務時間が長いパートも品出しがメインになりますが、商品整理や見切りの他、発注や在庫管理、品質管理を任せられるケースもあります。

任せられる範囲はお店によって異なるので、面接時に確認するのもいいかも

ドライ部門で働くメリット

スーパーのドライ部門のパートやアルバイトとして働くメリットはいろいろあります。

未経験でも始めやすい

品出しを始め、ドライ部門の作業の一つ一つは難しいものはないので、初めて働く人でも始めやすいです。
 
なので、単発バイトで初めて働く人にもおすすめです。

自分のペースで動き回れる

実際に働いてみるとわかる人も多いと思いますが、自分のペースで店内を動き回れるのは大きなメリットです。

ドライ部門以外の部門は狭い範囲でお客さんや決められた作業のペースに合わせて動くことが多く、場合によっては精神的に息苦しさを感じることがあります。

一方、ドライ部門は作業中の自由度が高く、動く範囲も広いため、慣れてくると自分のペースで動き回れるので、快適に作業することができます。
 
いろんな部門を経験したのわすけ的にはこれが一番のメリットかも

生鮮部門よりも衛生管理が楽

ドライ部門は生ものを取り扱う生鮮部門と比べると衛生管理も厳しくなく、ネット帽子やマスク、長靴、ゴム手袋なども必要ないお店が多いです。
 
軽装で働けるって本当に楽です

いろんな時間帯で求人応募がある

ドライ部門の求人は午前中、日中、夜などいろんな時間帯で応募があるので、自分が希望する時間帯の求人が見つかる可能性が高いです。

また、求人に掲載されている時間帯以外の希望でも対応してもらいやすい部門です。
 
自分の希望する時間帯じゃない場合も諦めず問い合わせしてみましょう

いろんな商品を知ることができる

ドライ部門はお店で取り扱う商品数が一番多い部門なので、いろんな商品を知ることができます。
 
品出しや発注をしていると、どんな商品がよく売れているか自然とわかるようになります。

繁忙期もそこまで大変じゃない

お盆や年末年始、季節のイベントなどお店の繁忙期はパートもアルバイトも忙しくなります。

しかし、他の部門に比べるとドライ部門は普段とそこまで変わりません。
 
繁忙期はドライ部門でよかった!と密かに思います。

ドライ部門はここがきつい!

スーパーのドライ部門は初めての人でも始めやすい仕事ですが、人によってはきついと感じる部分もあるので、確認しておきましょう。

それなりに体力がいる

ドライ部門は品出しがメインになるので、それなりに体力が必要ですし、飲料や油、米など荷物によっては重いものもあります。

また、売り場の範囲が広く、バックヤードと店内を行き来することも多いため、たくさん歩きます。
 
以前、万歩計で計測してみたら1万4千歩(8時間で)くらいでした

商品の場所聞かれる

品出しのバイトを希望している人のなかには、接客なしで黙々と作業したいと思う人もいるかもしれませんが、お客さんに商品の場所はたくさん聞かれます。

ドライ部門以外の商品も聞かれるので、商品の場所がわからないうちは聞かれるのがきついと感じる人もいるでしょう。
 
商品の場所を覚えれば、品出しも商品の場所を案内するのもグッと楽になります。

何か起きた時に呼ばれやすい

・お客さんが困っている
・床が濡れている
・商品を落として、中身が床にまき散らばってしまった
・陳列した商品が倒れている

といった場合、店内にいることが多くて比較的自由に動けるドライ部門の人が、お客さんや店員から呼ばれ、助けを求められることも少なくありません。
 
作業以外で臨機応変な対応が求められることがあります。

時給が他部門よりも低め

ドライ部門は初心者でもできる作業がほとんどであることもあって、時給は他部門よりも低い場合がほとんどです。

きつい割には安いと感じる人も少なくないかも

まとめ

スーパーのドライ部門の仕事内容について紹介しました。

ドライ部門の仕事は簡単なものばかりなので、未経験の人でもすぐに覚えることができるでしょう。

しかし、動き回る仕事ですし、商品案内などの接客もあるので、意外ときついと感じる人もいると思います。

ドライ部門の仕事は店内での作業も多いので、スーパーのドライ部門の求人に関心がある人は実際に店舗を訪れてみて作業を見てみるのもおすすめです。

実際に見た印象やこちらで紹介したような仕事内容、メリット、きつい点などを参考にして、自分がやっていけそうか判断しましょう。

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